キーリングの修理
Journal
先日の展示会のあと、色々とジュエリーの修理や、オーダー製作を頂いており
通常の納期より少し多くお時間を頂いております。
”見せかけ”だけでは無く、根本からお直ししていくのにお時間が
かかるのもそうですが自宅件工房ということもあり夕方以降になると
あまり音を出せないのでなかなか。。。
工房という名のギャラリー+製作+αで使える実験室のようなものが欲しい!と
思う今日この頃です。
さて今回は、
先日請け負ったクロムハーツのアクセサリー修理ですが、同じようなタイミングで
同じブランドの商品の修理が数点入ってきました。
今回はキーリングの修理を。
バネが”めげて”いるようです。
バネが切れ使うことが出来なくなってしまったキーリング。
クロムハーツのキーリングは、初期物と現行の物では修理方法が違うのは知っていたのですが
このキーリングは頑丈で通常の外し方では金具を分解することもままならない状態。
無理やりこじ開けては傷つけてしまうので留めている部分を切りとり、
新しく凹と凸のパーツを作りなおし固定させる方法にしました。
ひとまず分解。
次にステンレスのバネ材を曲げて金具にあったバネを作ります。
仮合わせ
切り取った部分のパーツを作ります。
サイズを調整し
パーツ自体の変形などを整形し開閉がスムーズに行えるように調整。
最後に、作ったパーツからピンを作り、かしめて最終磨き。
開閉も滑るように開閉できるようになり、ステンレス製のバネ材なので錆びずに
また長年お使い頂けるかと思います。
-strangeworks-
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